自己回復能力を高めるには

　血流の悪化、神経伝達の阻害が発生することで身体の不調が引き起こされると考えるのが一般的ですが、脳脊髄神経の働きが悪くなると血液、ホルモンなどの流れも悪くなると考えております。

　自律神経とは、内臓や代謝、体温といった体の機能を24時間体制でコントロールする神経のことです。 心と体を活発にする交感神経と、休ませる副交感神経がバランスを取りながら、私たちの体を支えています。

　長年の姿勢不良や偏った運動（ゴルフの右打ちばかり等）により、関節内部の骨の位置が正しくない場合が有ります。　これが正しい位置にいなければ不調は消えません、身体のバランスが悪く不調を増長させるだけでなく、新たな不調の呼び水にもなってしまいます。　不調の回復には関節内部の正しいポジションを維持する必要があります。

　やたらとふくらはぎが固くなる人、背中の筋肉が固く常に疲れている人、または柔軟体操が苦手で立位体前屈では指先が膝の高さ付近しか下がらない人など、身体の色々なところが硬い人がたくさんおられますが、身体が改善しやすい筋肉の硬さって実はあるんです。　鶏肉を思い出してください、親鳥とひな鳥って硬さ肉の硬さが違うとおもいませんか、親鳥→嚙み切るのに力が要りますが、ひな鳥→さほど力もいらずに嚙み切ることができると思います。　冒頭に血流の悪化が根本改善に関係する内容を記載していますが、筋肉の剛柔で血流も変化します。　当然血流が良い方が改善しやすくなることが考えられます。